2016年07月24日

【今週の風考計】7.24─斉藤茂男さんが縁の不思議な出会い

7月18日午後2時過ぎ、買い物帰りの道筋に当たる、東京都・小平霊園内で、偶然にもJCJ代表委員だったジャーナリスト・斉藤茂男さんのお墓を清掃する婦人に遭遇した。前々から、ここが斉藤家の墓所とわかっていた筆者は、近寄って尋ねると、彼女は未亡人であると応え、「とうに13回忌は過ぎましたが、お盆なので草取りをし、お線香をあげに」と話してくれた。都知事選挙に立候補した鳥越俊太郎さんは、斉藤茂男さんを心から尊敬し、今でもJCJ会員として頑張っておられる旨、近況を話すと、嬉しそうに何度も頷いた。この出会いに触発されたのか、2週間前、これも偶然にブックオフで見つけ、108円で購入した石川達三『生きている兵隊』(中公文庫・初版)を読み通した。雑誌「中央公論」に発表当時、検閲を考慮し伏せ字にされた箇所を傍線で引いて復活した復元版。中国侵略に走る日本軍の南京虐殺を描いたルポルタージュ文学の傑作である。この中公文庫は、1999年7月18日発行と奥付にある。不思議にも享年71でなくなった斉藤茂男さんの四十九日にあたる。そして石川達三のご子息・石川旺(上智大学新聞学科名誉教授)さんが、今月の機関紙「ジャーナリスト」に、大手新聞の参院選挙・世論調査のずさんさに関して、コメントを寄せてくれている。この不思議な出会い、これも斉藤茂男さんが縁だ。(2016/7/24)
posted by JCJ at 09:10 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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