2018年06月24日

【今週の風考計】6.24─大学トップの醜態、典型は加計理事長!

このところ大学の理事長・学長らの不見識きわまりない対応が続く。

一つは日大アメフット選手の試合で犯した危険タックル事件への大学側首脳陣の呆れた対応である。日大アメフット関係のOB・父母、教職員組合などが、田中永寿・日大理事長に現理事の解任と体制刷新を要望しているにもかかわらず、無視し続ける。記者会見は、ワイドショーなどで「笑いものにされて、利用されるだけ」だから行わないと、理事長は白をきる。

二つはレスリング選手に対するパワハラ問題での至学館大学・谷岡郁子学長の発言である。「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」の言辞は、怖い学長からのパワハラそのもの。くわえて同大学レスリング部・栄和人監督の謝罪に続いて解任。それにしても、レスリング大会の開催中に、同大学教授の籍を持つ監督が、キャバクラへ遊びに行く神経には、首をかしげる。

極めつけは、岡山理科大学総長・加計学園の加計孝太郎理事長である。1年以上にわたって国会やメディアから逃げ回っていた本人が、19日の午前、岡山の加計学園で急きょ記者会見を開いた。しかも25分間で打ちきり。
安倍首相との面会については「いっさいない、記憶にも記録にもない」の連発。加計学園事務局長が、加計氏と安倍首相との面会を捏造し、愛媛県と今治市に虚偽報告をしたのは、「嘘を吐いてでも実現を願って」との言い訳でごまかした。会ったという公文書が存在しているのに、否定する根拠を示す資料などは示されず。

この日の記者会見は、朝、急に決まったという。まさに大阪北部地震への対応で忙殺され、ジャーナリストらが辿り着けないタイミングを、狙ったのではないか。「大地震を利用して、アリバイ作りの不誠実な回答に終始する記者会見を開いた」疑念はぬぐえない。しかも質問する側のマイクが、音量を絞ってあり、聞き取りにくい状態にあったのも不自然だ。なぜか岸信介元首相を思い出す理事長の顔を、つくづく凝視した。(2018/6/24)
posted by JCJ at 10:00 | 【今週の風考計】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする