2018年10月05日

【8月集会】 第61回JCJ賞贈賞式に200人超 米各社のトランプ批判見習うべき

8月18日、東京・内幸町のプレスセンターホールでJCJ8月集会を開いた。参加者は200人を超えた。

 最初に中村梧郎JCJ賞代表委員が開会挨拶した。中村氏は、森友・加計疑惑や官僚の文書改ざんに対する日本のメディアの追及が弱い点を批判。トランプ米大統領のメディア非難に対し、全米の300以上の報道機関が報道の自由を守るキャンペーンを展開したことと対比した。

その後、新外交イニシアチブ代表の国際弁護士・猿田佐世氏が「日本メディアと国際報道」と題して記念講演した。

猿田氏は日本へ伝わる米国情報が一部の「知日派」に偏っていること、米国情報が大きく扱われることで日本の読者の関心が増幅し、ますますメディアがアメリカの情報を取り上げ、その結果、アメリカの影響力が増すというスパイラルになっていると指摘した(要旨は左面に掲載)。

休憩の後、贈賞式が行われた。まず伊藤洋子JCJ賞選考委員が講評。伊藤氏は最終選考に残った作品すべてにふれ、その評価を語った。

 続いて、「日本ナショナリズムの歴史」を執筆したジャーナリストで歴史研究者の梅田正己氏、財務省による公文書改ざんをスクープした朝日新聞大阪社会部次長の羽根和人氏、アメリカの核削減に日本政府が反対していた事実を明らかにしたしんぶん赤旗の竹下岳・編集局政治部副部長、小木曽陽司編集局長、沖縄へのデマ・ヘイトに対峙した報道を展開した沖縄タイムス社会部中部報道部の勝浦大輔記者、NNNドキュメントで「南京事件U」を制作した清水潔・日本テレビ報道局チーフディレクターにJCJ賞選考委員からJCJ賞の賞状と賞牌が渡された。

 贈賞したJCJ賞選考委員は柴田鉄治、諌山修、酒井憲太郎、石川旺、清田義昭の各氏。

 贈賞につづいて恒例の受賞者スピーチ。閉会挨拶で橋詰雅博JCJ事務局長がJCJ賞資金のカンパを訴えた。

なおすべての写真は武馬怜子が撮影。

JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2018年9月25日号
posted by JCJ at 14:18 | JCJ賞情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする