2018年12月03日

【追悼文】 電通労組では「武闘派」で鳴らす 運営委・坂本陸郎さん逝去を悼む=三枝和仁

JCJ(日本ジャーナリスト会議)広告支部から運営委員に選出されていた坂本陸郎さんが10月17日に亡くなりました。4年ほど前にかかった甲状腺ガンが転移し、その発見から4カ月足らずでした。入院中でしたが、前日までお孫さんと話をしており、ご家族にとっても突然の他界だと聞きました。幼年には満州から母一人子一人で大変な引きあげを経験しており、78歳と今では、はやい逝去です。

広告支部の坂本さんは広告代理店電通に長年勤務していました。現役の時は労組活動を支え、いまは東京を離れ実家近くに帰った矢野英典さんとともに電通労組の中では武闘派で、要求実現のため様々な闘争を組み上げました。そのため、昇格は会社から拒否され、勤務時には現場を続けました。勤務の後半は会社地下にある新聞広告掲載紙を新聞社から受け取り、各広告主担当営業に配布する業務に従事させられました。しかし、社内の同期や知り合いが終業後に坂本さんのところに訪ね、歓談しながら杯を傾けると、社内でも人望ある平社員でした。

定年前後から矢野さん、川田マリ子さんに誘われJCJの運動に参加してくれました。坂本さんはJCJの運営委員を担っていただくと共に、矢野さん、川田さんと共に広告支部の中心となって広告支部を引っぱってくれました。労働組合の経験からか討議や研究活動が好きで、「広告支部ニュース」の編集長を務めてくれました。最近では沖縄の歴史に注目し、広告支部ニュースに沖縄の現状にいたる歴史の研究を連載していました。それが途中で絶筆となってしまいました。

 ご冥福をお祈りします。

三枝和仁(広告支部)


JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2018年11月25日号
posted by JCJ at 12:48 | お知らせ&行動要請 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする