2019年05月29日

6月5日ジャーナリスト講座=少年事件の闇に迫った毎日新聞、山寺香記者

<少年はなぜ? 闇の日々に迫る――見過ごせなかった祖父母刺殺事件>

2014年3月、埼玉県川口市で当時17歳の少年が祖父母を殺害して金を奪う事件が起きた。裁判では、被告の少年が小学5年から学校に通わせてもらえず母親と義父から虐待を受けて育ち、事件に追い込まれていたことが明らかになった。
途中、公的機関や周囲の大人と接点があったにも関わらず、助け出されることはなかった。この事件の背景にあった虐待や貧困について考え、こうした子どもたちを生み出さないために私たち市民に何ができるのか、また、報道に携わる者として何ができるのかを考えたい。

日時=6月5日=午後6時半から9時半
会場=日比谷図書文化館4階小ホール=定員50人
東京都千代田区日比谷公園1−4
最寄りは地下鉄内幸町駅か霞ヶ関駅
講師=毎日新聞・くらし医療部 山寺香記者
参加費:1000円=予約が必要です。
予約=参加希望日と氏名、大学名またはご職業、電話番号、メールアドレスを明記し、下記にメールかファクスでお申し込みください。講義内容はメディア志望の学生向けですが、社会人の方の参加も歓迎します。
メール sukabura7@gmail.com ファクス 03・3291・6478

□学生パスのお知らせ=夏6月の講座を4回以上受ける学生向けに3500円の学生パスを出します。会場で一括払いしていただければ5回すべてを自由に受講できます。
◎山寺香記者の略歴=毎日新聞「くらし医療部」記者。2003年、毎日新聞社入社。仙台支局、東京本社夕刊編集部、同生活報道部、さいたま支局を経て、19年5月から現職。これまでに、犯罪被害者支援や自殺対策、子どもの貧困・虐待、などを取材。著書に「誰もボクを見ていない〜なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか〜」=ポプラ社。一児の母。
主催:日本ジャーナリスト会議=略称JCJ 電話03・3291・6475=月水金の午後
posted by JCJ at 01:30 | お知らせ&行動要請 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする