2020年10月25日

【焦点】 五輪選手村訴訟原告団 裁判長宛て「人証申出」ハガキ提出を開始 TBS「報道特集」が報じ関心高まる=橋詰雅博

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  東京五輪選手村用地を周辺地価よりも9割以上も安く売却したのは違法だとして小池百合子都知事や舛添要一前知事らに約1500億円の損害賠償を都民33人が求めている民事裁判の第10回口頭弁論は、12月8日(火)15時から東京地裁で開かれる。
 これに向けて原告らが集まる「晴海選手村土地投げ売りを正す会」(正す会)は、前回の弁論で証人申請した小池知事、舛添前知事を含む6人の「人証申出」を裁判長宛てに要請するハガキ(写真左)を出す活動を始めた。証人申請を認めて慎重に審理してほしいというハガキが多ければ多いほど、裁判長にプレッシャーがかかる。自分にきたハガキを裁判長がどう扱うか注目される。
 この五輪選手村訴訟をTBS番組「報道特集」が8月22日に報じた(写真下)。放送メディアがこの問題を真っ当に取り上げたのは初めてではないだろうか。原告側弁護士と原告3人が登場して値引き9割のカラクリを明らかにし、金平茂紀キャスターが五輪について疑問を投げかけた番組は、ユーチューブで流れており、正す会によると、22万人超が視聴し、850件を超えるコメントが寄せられた。「TBS報道でかなり広く知られるようになり(次回の裁判の傍聴者は)一般の方も増えるかもしれません。ぜひ傍聴したい方は早めに来られたと思います」(正す会ニュース10月19日付)。
 この訴訟の主な争点は@官制談合疑惑A不当な土地譲渡価格B都市再開発法による違法・脱法行為の3つだ。被告側弁護士は「原告らは特異な都市再開発だと非難するが、独断と偏見による評価に過ぎない」と反論している。
 12月8日の裁判終了後は、裁判官、原告、被告の3者が非公開で協議する。この席で証人申請について話し合いが行われるという。
橋詰雅博
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posted by JCJ at 07:38 | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする