2020年10月30日

【支部リポート】 香川 それぞれの「8・15」 次世代にどう語り継ぐか=刎田鉱造

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 香川支部は2020.8.15、午後2時から4時まで高松で8月集会を持ちました。9人が参加、それぞれの「8・15の思い」を語りました。ヒロシマ被爆手記朗読の会にかかわるYさん。「今年は若い人に引き継いで、新しい活動をする。会の歩みと未来へ語り継ぐための宝の動画を作ります」と。   「語り継ぐがキーワード」と高松空襲の語り部に取り組むSさん。「動員されてきた労働組合の青年にわが町の近代史を知りましょう、と話した。私の仕事は伝えるための資料つくりを急ぐこと」。 午前中、野党の街頭宣伝に参加してきたTさん。「いまの政治のテーマをもっと深めなくちゃあ。若い人であれ、年配者であれ分かったつもりになっていないか」。1939年生まれ、年配のHさん。「このさき10年は生きていられないと思うから、いま私の8.15を若い人に伝えたいがどうしたら……」。
 1945年、国民学校1年生だったIさん。「15日の記憶ない。7月4日の高松空襲、その日予讃線は動いていた。そういう周辺のことをもっと記録していくことが大事だ。いまから私に何ができるか。戦前世代でも戦後世代でもないことにこだわり続ける」。
同じ8・15、9歳だった私。「午後、川へ泳ぎに行く途中、白衣に戦闘帽の兵隊から『戦争は終わった』と聞かされた.玉音放送は覚えがない.先生のいうことがコロッと変わっていた9月の学校。そのままいまも地続きの8月15日」。大学で若い人と学んでいる元民放局員。「最近の子どもたちは感性豊かだ.。きちんと分かってくれるが、じゃあ自分が何かするべきだとはならない。私たちの世代が過去を懐かしく語り継ぐだけではだめで地域や子どもたちにアクションかけよう」。 
 教員組合で頑張る小学校教員。「若い先生たち、平和の旅にいって、ここを学んでほしい、こう思ってほしいから、あなたの感性で見てきてといえるまで15年かかった」とまた「この夏コロナで走る世間のありさまを見て、恐ろしかった」とも。午前中、10月31日(日)に開く「平和ケンポーがだいじ20周年フェス」の相談会に行ってきたYさん。「野外でのオープンなイベントだけれど、そんな場所で人がよってくれるかな心配」といいながらでも「景気悪くなったら戦争という戦前起こったことがまたくるの?ちょっとそれどうよ」と。平和の日々の影でうごめくものを止める「いまが正念場」というみんなの思いがひとつに……。
刎田鉱造
JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2020年9月25日号

posted by JCJ at 01:00 | 中国・四国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする