2021年02月16日

【焦点】コロナワクチン「実験台」と話す医療従事者 健康被害が出ても製薬会社は免責=橋詰雅博

  新型コロナワクチンの接種がようやく日本でもスタートする。副作用の不安からか全米消防士協会によると、ニューヨーク市の消防士の55%は拒否している。米高齢者介護施設職員の60%、老人ホーム入居者の20%がそれぞれ拒否だという。また、カリフォルニア州リバーサイドの病院の医療従事者も50%はうたないそうだ。
 先行接種する日本の医療従事者からも不安の声が上がる。大分県の病院で働く60代の男性看護師の元には勤務先から接種を希望するかどうかのアンケート調査が送られてきた。男性は接種を決めたが、同じ病棟の看護師らの70%は接種しないことを選んだと話す。男性はこう言う。
 「もし自分が副作用を起こしたらどうしょう≠ニか怖いイメージを持たれているので、受けたくないという方が多いのと、自分たち(医療従事者)で大丈夫かを見て、実験台にされているというとらえ方をされている人がいらっしゃるのが印象的でした」
 
  今回実用化されたワクチンは遺伝子工学技術で開発された新しいタイプ。ワクチンを早く世に送り出すため臨床試験(治験)は短縮、治験者も通常よりもはるかに少ない。効き目に人種差があるから日本でも治験は行われたがその治験者はわずか160人だ。ワクチンの安全性に不安を持つのは当然だろう。
 もしも重大な健康被害が出たら、救済はどうなるのか。損害賠償を支払わないで済むように米英製薬会社は、ワクチン供給の契約締結の際、各国政府に損害賠償を求められたら政府が肩代わりして損失を補償することを条件に入れている。すなわち副作用で深刻な被害が出ても企業は責任を負いません、国が面倒を見てくださいというわけだ。企業に免責を与えるため日本も昨年12月に改正予防接種法を成立させている。
 裏を返せば、それだけコロナワクチンは副作用のリスクが高いといえる。朝日新聞の1月下旬の世論調査では、約70%が「(ワクチン接種は)しばらく様子を見たい」と答えている。あなたはどうしますか。
 橋詰雅博

posted by JCJ at 00:00 | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする