2021年05月13日

【沖縄リポート】ミャンマーと連帯して行進=浦島悦子

                              
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 新型コロナの蔓延と、それでも新基地建設工事を止めない菅政権との二重の対峙が続く辺野古の現場。海・陸4か所の現場への分散参加や、機動隊による「ごぼう抜き」直前での自主移動、等の感染対策、ゲート前テントでは作業車両搬入の合間に「辺野古塾」と称する連続学習会を行うなど、創意工夫を凝らしながら、粘り強いたたかいを続けている。4月9日には、県内で活動するミュージシャンたちによる「フォーク(4.9)の日」ゲート前コンサートが開催された。
 しかし、沖縄県の新規感染者比率が全国2番目となり、県が最高警戒レベルに引き上げたのを受けて4月13日から5月連休明けまで、現場行動は昨年来4回目の自主休止を余儀なくされた。
 そんな中で4月10日、辺野古新基地反対運動に係る有志の呼びかけにより、約70人が名護市街地で、ミャンマーと連帯する「キャンドル道ジュネー(行進)」を行った。折しも、ミャンマー国軍による銃撃で、一度にデモ参加者80人以上が殺害されたとの報道があったばかり。
 行動には、名護市にある名桜大学のミャンマー留学生2人も参加。「アジアの平和なくして沖縄の平和もない」という横断幕を掲げ、出発点の名護市役所中庭で行われた集会で、「ミャンマーで今起こっていることを多くの日本人が知り、声を上げてほしい。国は国民を守る義務がある。国民を守らない国はいらない。民主主義の国が実現するまで頑張りたい」と訴えた(写真)。
 カレン族の留学生は、デモに参加している家族と連絡が取れなくなっていると、涙ながらに語った。弾圧に苦しむミャンマー現地からのメッセージも届けられた。
 その後、暮れなずむ街を、キャンドルやちょうちん、光るものを手に持ち、「ウイシャルオーバーカム」や「イマジン」を歌い、「ミャンマー守れ!」「弾圧反対!」などの掛け声を上げながら、「ひんぷんガジュマル」までの約1キロ余りを行進した。
浦島悦子
 JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2021年4月25日号
posted by JCJ at 02:00 | 九州・沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする