2021年08月17日

【焦点】五輪選手村訴訟 31日の結審では原告2人が口頭陳述=橋詰雅博

  
投げ売り.jpg
            「晴海・正す会」ニュース8月8日号
都民33人が小池百合子都知事らを相手に損害賠償を求めた五輪選手村訴訟は8月31日(火)に東京地裁で結審(103号法廷 15時から)する。
 7月30日に裁判所に提出した原告弁護団の最終準備書面は、@不動産鑑定基準に則らず、採用する数値で価格を大きく操作できる「開発法」だけで算出した超格安な都有地の売却価格の不当性A都議会や都財産価格審議会にも諮らず、秘密裏に土地投げ売りを企んだ都の財務会計行為の違法性B1者入札で特定建築者(11社グループ)に工事を受注させる官製談合疑惑―などこれまでの裁判で被告の東京都を追及して明らかになったことなどを整理して盛り込んでいる。
 この中で注目されるのは、4月8日の証人尋問で日本不動産研究所(不動研)の不動産鑑定士・水戸部茂樹氏の証言から、都が不動研に予め目標価格を示して価格調査報告書を作成させた疑惑が浮上したことを新たに加えたことだ。
 結審では、中野幸則原告団長と原告の岩見良太郎埼玉大名誉教授の2人が合わせて15分以内の口頭陳述を行う。2017年8月17日の提訴以来、まる4年で一審は終了する。判決は早ければ年末にも。
 橋詰雅博
posted by JCJ at 01:00 | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする