2023年10月21日

【JCJ広島支部】小山美砂さんのJCJ賞を共に喜び語らう集い=10月29日(日)午後3時〜

 小山美沙さんは 元毎日新聞記者で、現在はフリージャーナリストとして広島で活動しています。このたび小山美砂さんの著した『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)が、日本ジャーナリスト会議(JCJ)が選定する2023年度のJCJ賞に輝きました。
 受賞作は、被爆者運動全体の歴史と「黒い雨をめぐる被爆者運動の俯瞰図だ」と高い評価を受けました。若い一人の女性記者が高齢の黒い雨被爆者を訪ね歩き、生の声を聞き取るなどして実相をつかみ取るにはどれほどの労苦があったか、その努力が実った今回の受賞に惜しみない拍手を送ります。
 この機会に、彼女がどんな理由でこうした取材を始め、なぜこの本を書こうと思ったか、そして黒い雨被爆者と訴訟から何を学んだのか…などジャーナリストとしてのこれまで、これからを語ってもらおうと受賞記念講演会を企画しました。併せて、取材を通じて心を通わせてきた黒い雨訴訟原告団や支援者、弁護団、それに彼女を知る記者仲間らにも集まってもらい受賞を祝う会を催すことにしました。みなさんの参加を心より呼びかけます。                        
小山.PNG

日時:10月29日(日) 午後3時〜6時
会場:カンファレンス21広島(中区幟町14−11ウイング八丁堀ビル4階広電「銀山町」電停前)3時〜受付
受賞記念講演:小山美砂 3時15分〜
  私を育ててくれた「黒い雨訴訟」ーー新聞社を辞めて、広島に帰ってきた理由
パーティー:4時20分〜 同じ場所
参加費:講演会とパーティー4500円 講演会だけ参加1000円
申し込み:お名前、住所、電話番号を明記のうえ、メール nrh39508@nifty.com あるいは 090-9416-4055 FAX082-284-9710(井上) 締め切り10月25日(水)

小山美砂さんプロフィール:1994年、大阪市生まれ。2017年、毎日新聞に入社し、希望した広島支局へ配属。被爆者や原発関連訴訟の取材に取り組んだ。
 2019年以降、広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を浴びた被害者への取材に取り組み、100人近くの証言を聞き取った。2022年7月、「黒い雨被爆者」が切り捨てられてきた戦後を記録した初のノンフィクション『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)を刊行。
 大阪社会部を経て、2023年からフリー。広島を拠点に原爆被害者の取材を続けながら、雑誌やWebメディアにて幅広いジャンルの記事を執筆。趣味は焚き火と料理とお酒。広島市在住。

  日本ジャーナリスト会議(JCJ)広島支部 広島市中区十日市町1−5−5坪池ビル2F
posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 中国・四国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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