2023年12月05日

【焦点】子どもの本離れはウソ 小学生の読書は月平均12冊と増加=橋詰雅博

 子どもの本離れが進んでいると言われているが、どうもそうではないようだ。
 全国学校図書館協議会の学校読書調査によると、小学生(4〜6年生)が今年5月の1カ月間に読んだ本の平均冊数は12・6冊と、6・1冊の2000年と比べて大幅に増えている。中学生は5・6冊と微増で、1・9冊の高校生はほぼ横ばいで推移している。小学生の読書量アップは朝の読書活動の成果と指摘されている。

 1988年に2人の教師が提唱し、全国に広がった「朝読書」は、小学校では約8割が実施している。「朝読書」の時間は10〜15分程度。「みんなでやる」、「毎日やる」、学校や教師が読む本を指定せず「好きな本でよい」、読後に感想などを求めない「ただ読むだけ」が4原則になっている。生徒にある程度自由に任せているのが、長続きしている理由のようだ。
 メリットは何か。@気持ちを落ち着かせることができる、A脳がすっきりした状態で読める、B朝読書のため十分な睡眠を確保するようになる―など。

 調べ物学習が取り入れられ、資料として本を読む機会が増えた、活発になるマンガの小説化で選べる本の範囲が広がったなどで特に小学生の読書はこの先さらに増えると予測されている。

posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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