「FoE Japan」は世界73ヵ国のネットワークを有する国際環境NGOです。10月27日の衆議院議員選挙投開票に向けて「原発・エネルギー」に関して各党のマニフェストを比較してみました。
改めて読み比べてみると、いろいろと発見が…。原発の再稼働、新増設、核燃料サイクルなどについては予測がつきますが、原発の民間企業の責任を「有限化」したり、福島県の甲状腺がんの縮小をマニフェストに書き込んでいる政党もあります。原発事故対応についても各党のトーンはさまざまです。
自民 再稼働を進める/次世代革新炉の建設/核燃料サイクル推進
立憲 2050年までのできるだけ早い時期に原発ゼロ/新増設は行わない/原発に頼らない地域経済の確立
維新 早期再稼働/審査の効率化/民間の責任を有限化/甲状腺検査の縮小
公明 再稼働を認める/将来的に脱原発 (新増設については記載なし)
共産 2030年度に原発ゼロ/新増設は認めない/核燃料サイクルからは直ちに撤退
国民 早期再稼働/審査の効率化/次世代革新炉の開発・建設
れいわ 即時廃止/「廃炉ニューディール」で立地自治体の「公正な移行」を実現する
社民 2030年までに原発ゼロ/汚染水の海洋放出の中止/被災者・避難者の十分な生活保障
参政 既存原発の活用/次世代原発の推進
以下にまとめました。ぜひご一読ください。
https://foejapan.org/issue/staffblog/2024/10/18/staffblog-20830/
2024年10月21日
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