馬毛島に上陸した住民訴訟原告団
馬毛島から10Km離れた種子島の暮らしは変わった。漁場は壊滅、漁ができない漁師は自分の船で工事関係者を運んでいる。寿司屋は廃業し、スーパーに並ぶ魚は鹿児島から運ばれる。島は多くの車が行きかいごみ問題も出ている。工事関係者5000人のうち馬毛島には3030人が簡易宿舎に。宿泊施設不足で1泊1万3000円。
種子島で増え続ける簡易宿舎
他方 飲食店は工事関係者でにぎわい、弁当屋も増えた。学校も生徒数がふえた。工事終了後はどうなるのだろうか。
評価額20億円の馬毛島の政府の買収額160億円。算出根拠も土地取得状況も非公開。国民の知る権利が公然と侵されている。
JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2025年2月25日号
2025年03月24日
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