2025年04月29日

【連続シンポジウム】第1回「フジテレビ問題からテレビの未来を考える」5月25日(日)14時から17時 立教大学池袋キャンパス5号館5121教室(資料代500円)JCJ共催=JCJ事務局

 タレントのトラブルに端を発したフジテレビ問題は、メディア企業の人権意識、男性中心の負の側面をあぶり出し、経営にまで深刻な影響を与える事態を生んだ。3月末に公表された第三者委員会報告書での 指摘を踏まえ、この問題がなぜ起きたのか、なぜ危機対応を誤ったのか、これからどうすべきかを議論し、 テレビが生き残るためには何が必要なのかを考える。 第1部ではテレビ東京出身の田淵俊彦・桜美林大学芸術学群教授がこの問題に関して講演する。第2 部では、砂川浩慶・立教大学社会学部教授を司会に、田淵氏、フジテレビ出身の大島新・東京工芸大 学芸術学部教授、元テレビ番組ディレクターの村井明日香・昭和女子大学人間社会学部准教授をパネ リストに議論を深め、テレビの未来を考える。
 なお今回、同時配信はできませんが後日、録画配信の予定です。確定したらURLをお知らせします。

講演者プロフィール
●田淵俊彦・桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修教授 1964 年兵庫県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京に入社。世界各地の秘境を訪ねるドキュメンタリー、「連合赤軍」「高齢初犯」「ストーカー加害者」をテー マにした社会派ドキュメンタリーのほか、ドラマのプロデュースも手掛ける。著書に『混沌時代の新・テレビ論』(ポプラ新書)、『弱者の勝利学 不利な
条件を強みに変える “テレ東流” 逆転発想の秘密』 (方丈社)など。

パネリストプロフィール
●大島 新・東京工芸大学芸術学部映像学科教授 1995 年 早稲田大学卒業後、フジテレビに勤務。1999 年フリーとな り、MBS「情熱大陸」、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」など数多くの番組を演出・プロデュース。2009 年映像製 作会社ネツゲンを設立。映画監督作品に『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『国葬の日』など。著書に『ドキュメンタリーの舞台裏』(文藝春秋)。
●村井明日香・昭和女子大学人間社会学部准教授。博士(情報科学)。テレビ番組のディレクターを経て2023年より現職。専門は、メディア論、メディア・リテラシー教育。主な演出番組に、「ザ・ノンフィクション〜青春YELL! 花の中学生 応援団 3000 日」(フジテレビ)、「テレメンタリー 2013 もう一つの学校『はじめ塾』」(テレビ朝日)など。
●砂川浩・慶立教大学社会学部長・メディア社会学科教授。研究テーマは、放送を中心とするメディア産業、メディ ア政策・法制度、ジャーナリズム論、コンテンツ流通など。著書に『安倍官邸とテレビ』『放送法を読みとく』など。

〈主催〉立教大学社会学部メディア社会学科・砂川ゼミ/市民とともに歩み自立した NHK 会長を求める会 (問い合わせ先)小滝一志 090-8056-4161 /長井暁 090-4050-5019 〈共催〉日本ジャーナリスト会議(JCJ)
posted by JCJ at 02:00 | TrackBack(0) | お知らせ&行動要請 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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