日本のテレビの信頼が揺らぎ、存在意義が問われている今、番組の制作現場はどうなっているのか、
何を評価し何をどう変えればいいのか…。
「遠くへ行きたい」など多くの番組制作に携わって来たテレビマンユニオン副会長の今野勉氏と、「埋もれたエイズ報告」
などの大型番組を手がけてきたNHKの元エクゼクティブ・プロデューサー桜井均氏のお二人に、制作現場の実状や、
この夏の戦争関連番組をどう見るかなどについて聞きます。
日 時 2007年9月22日(土)13時〜18時
会 場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館
参加費 800円(会員・学生500円)
主 催 放送を語る会
協 賛 日本ジャーナリスト会議、メディア総合研究所
<趣旨>視聴者市民の信頼が揺らいでいる日本のテレビ、番組制作の現場はどうなっているのか、
何を評価し、何を変えればいいのか…。日本のテレビ界の中心を担ってきた二人の放送人に、制作現場の状況や、
この夏の戦争関連番組の検証を通じ、提起していただきます。
<プログラム>
第一部 「テレビ制作現場・何を変えなければならないか」
講師 今野 勉 氏
(テレビマンユニオン副会長)
(講師紹介)今野氏は1936年生まれ。68年のTBS闘争のあと、TBSを退社し、制作会社テレビマンユニオンの設立に参加。
「遠くへ行きたい」「欧州から愛をこめて」など実験的、開拓的な番組の制作でテレビ界を先導してきた。
昨年発覚した民放番組でのねつ造問題についても制作者の立場から提言している。
第二部 「この夏、テレビは戦争をどう伝えたか」
講師 桜井 均 氏
(元NHKエグゼクティブプロデューサー)
(講師紹介)桜井氏は1946年生まれ、永くNHKスペシャル番組部のプロデューサーを務めた。制作した番組に「東京裁判」
「埋もれたエイズ報告」「ZONE〜核と人間の100年」「イスラム潮流」など、数々の大型企画、問題作がある。最近では大著
「テレビは戦争をどう描いてきたか」(岩波書店)で、戦争を描いたドキュメンタリーの成果と限界、可能性について鋭い分析を試みている。
放送を語る会HP
http://www.geocities.jp/hoso_katarukai/
<会場地図>JR原宿駅 メトロ神宮前駅下車徒歩7分 神宮前 1-1-10 電話:
03-3402-7854