携帯端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」対応の携帯電話の累積出荷台数が、初めて1000万台の大台を突破して1177万5000台に達した。電子情報技術産業協会(JEITA)が11日発表した。
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/japanese/
7月の移動電話(携帯電話、PHS)の国内出荷台数実績によると、7月の出荷台数は前年同月比約6倍の186万9000台に到達、移動電話におけるワンセグ対応機種の比率は36.6%に達した。携帯電話全体の出荷台数は、前年同月比54.6%増の534万8000台となった。これで2カ月連続で500万台を超えたことになる。
ワンセグは06年4月に放送を開始した。アナログ放送と違って電波が途切れにくく、鮮明な映像と音声を受信できる点に特徴がある(→毎日新聞)。
テレビは一家に一台の時代を卒業、一部屋に一台の時代を通り過ぎ、一人一台の時代が本格化したことになるが、同時にテレビが家や部屋を飛び出し町を闊歩し始めたことにもなる。このことが放送界にどのように影響していくのか、また受信者のライフスタイルや情報の受容過程にどのような変化をもたらすことになるのか。それが社会をどのように変えていくことになるか、さらにはこのことが視聴者の放送への「参加」に結びついていくのかどうか。注視しておく点が多々出てきそうだ。
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<携帯電話>「ワンセグ」対応が1177万台に(毎日新聞)
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放送開始から1年4か月、ワンセグ携帯1000万台突破(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000315-yom-bus_all
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小鷲順造
http://blog.mag2.com/m/log/0000102032/
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