2008年01月28日

「インサイダー取引」――背景にNHKの巨大化

 1月17日に発覚したNHK記者らによるインサイダー取引問題で、NHKは5500人の職員と2700人の契約スタッフの株取引について調査を行い、28日に公表する。
 今回の問題では、記者らの倫理観の欠如と報道情報の管理のずさんさが指摘されているが、実は20年前からのNHKの商業主義化・巨大化が背景にあると考えられる。(NHK報道局OB)
 島会長時代には、企業とタイアップした番組が批判を浴び、BS放送などの拡大で新しい収入を得ようとしてきたが、放送波の増加と放送時間の延長にもかかわらず、職員を削減し、足りない分は外部パワーを導入し続けたのである。
 現在、NHKは職員1万1000人のほか、外部パワー数千人で8波のテレビ・ラジオ・国際放送を制作・放送しているが、4年前の不祥事以来、職員・外部スタッフとも賃金カットが押し付けられ、公共放送NHKへのロイヤリティどころか、不満の声が日増しに大きくなっているのが実情だ。これらの声なき声を把握した上で、改革の方向を見つけるのが新しい会長ら執行部の責任と言えるのである。
posted by JCJ at 01:06 | TrackBack(0) | 放送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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