2008年02月05日

NHK記者インサイダー株取引問題のなにが問題か=桂 敬一

―新聞は同僚を激励し、危機からの脱出を助けよ―

 NHKは、記者3人によるインサイダー取引で、いまや重篤に陥りかねない状態にある。私は、臆病なせいか、こんな状態を放っておけば、NHKひとりが存亡の危機を迎えるだけでなく、なんのかのいってもこれまで日本のジャーナリズムを担ってきたマスメディア全体が、権力の抑圧、資本の好餌の対象として構造的に取り込まれることになる、取り返しのつかない危機に見舞われるのではないか、とおそれる。新聞も、民間放送も、NHKはしょうがない、NHKだからなと、どこか自分には関わりのないところでの話のように問題を眺め、論評を加えている感じだが、果たしてそれでいいのだろうか。朝日のこの一件に関する報道・論評を中心に、具体的に考察を加えてみたい。

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posted by JCJ at 00:12 | TrackBack(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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