2008年06月05日

入国審査強化は日本人社会にもつながる問題=JCJ北海道支部

―G8サミットを前に学習会 難波弁護士が「監視強化」の可能性指摘―

 JCJ北海道支部は、北海道洞爺湖サミットに向けた学習会「G8サミットと外国人の入国」を五月二十五日、札幌市中央区の「かでる2・7」で開いた。講師に招いたサミット人権監視弁護士ネットワーク「WATCH」事務局次長の難波満弁護士(東京)は、指紋読み取りや顔画像撮影システムが昨年から導入されるなど、入国審査が強化されている現状について「情報がデータベース化され、各国が犯罪捜査で共有することも遠くないうちに現実化する。これは外国人だけの問題ではなく、日本人自身にもつながる問題だ」と指摘。監視強化に対して「市民社会という観点から再認識していくことが必要だ」と語った。【JCJ北海道サイト発】

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JCJ北海道サイトに飛びます。難波弁護士の講演要旨も読むことができます。

posted by JCJ at 19:39 | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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