2020年04月01日

【支部リポート】関西 アホな両論併記でなく 真実伝えろ 立命館大・森教授が講演=井上喜雄 

2019.11.17_全体写真.jpg
 JCJ関西と在阪メディア関連の4団体で構成する「メディアを考える会・大阪」が、昨年11月に催した講演会「維新政治とメディアの劣化」を紹介したい。
 講師を森裕之・立命館大学教授に依頼した。森氏は地方自治が専門で、大阪維新には批判的な立場にある。
 真実なんかどうでもいいという時代になっている、トランプ氏や安倍さんが頭に浮かぶだろうが、彼らが出てくるずっと前にこの大阪から始まった。それは維新政治であり、橋下徹という人物だ。維新が喧伝する「有効求人倍率が改善」「T R(カジノ)誘致」「大阪の成長を止めるな」そして再び持ち出した「大阪都構想」について統計と数字に基づいて検証し、次のように述べた。
 「求人倍率の改善」は、比較する相手が北海道や秋田、長崎など大阪より悪いところで、東京、愛知など大都市域とは比べていない。カジノについては、年間入場者数を当初2480万人と見込み大阪経済を大いに潤すような宣伝をしたが、今は1500万に減らした。
 USJ・ユニバーサルスタジオジャパンの過去最高の入場者数が1460万人、これを大きく上回る人が来る訳がない。
 「大阪の成長」=GDPは2001年を100とした場合、以後ずっとマイナスでようやく2014年に101・6になったが、国のそれは112で、いわば大阪が足を引っ張っているのであり成長はしていない。しかし、これら維新の詐欺的宣伝についてメディアは何の検証もせずに垂れ流す。
 都構想をめぐる前回住民投票の時に、橋下ブレーンの上山信一氏と読売新聞紙上で討論したが、記者はこれを「両論併記」だと言う、真実に立った上で推論すれば依って立つ観点の違いで結論が違う、これが両論あり、デマと真実を両論とすればデマが横行する。
 真実というのは、考えないといけない苦しさがある。「感情に訴える」方が楽だから真実は負けがちになる。
 森氏は「アホな両論併記でなく、正しい情報をきちんと流していくそういうメディアに蘇生してほしい」と締めくくった。
井上喜雄
JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2020年3月25日号

posted by JCJ at 13:40 | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

5・3集会に2万人 大阪・扇町公園を埋める=西田和憲

 昨年、全国的に燃え上がった戦争法廃案闘争は、大阪でも7月の1万人集会と8月の3万人集会を節目に、かつてない広がりを見せた。残念ながら法案は9月19日強行成立したが、「戦争法廃止!2000万人統一署名」行動に引き継がれ、毎月19日の?総がかり”行動を節目に地域で、街頭で、駅頭で署名・宣伝行動を積み上げてきた。
 その結節点になったのが5月3日、大阪市北区の扇町公園で開かれた「憲法こわすな! 戦争法を廃止へ! 5・3おおさか総がかり集会」だった。この日までに大阪で集まった署名は150万人分。全国の1割以上を占めた。

(→続きを読む)
posted by JCJ at 03:00 | TrackBack(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

マスコミは何をすべきか 安倍改憲内閣とどう対峙 マスコミ9条の会大阪がシンポ

 マスコミ9条の会大阪が主催し、日本ジャーナリスト会議関西支部と自由ジャーナリストクラブが協賛したシンポジウム「安倍改憲内閣とマスコミの役割」が3月8日午後、大阪市内で行われた。特定秘密保護法案の強行や集団的自衛権問題、さらにはNHK会長・経営委員の暴言など憲法とジャーナリズムに関わる重大問題が相次いでいるだけにタイムリーなシンポとなった。
 冒頭、マスコミ9条の会大阪の呼びかけ人の一人、元毎日放送取締役編成局主幹の辻一郎さんが「第2次大戦後、いまほど怖い時代はない。マスコミが言うべきことを言っていないのが問題だと思う。このシンポを通じてマスコミは何をすべきかをともに考えていきたい」と主催者挨拶した。

(→続きを読む)
posted by JCJ at 04:00 | TrackBack(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月07日

京都ジャーナリスト9条の会が講演会開催 「参院選をメディアはどう伝えたか」=隅井孝雄

 京都ジャーナリスト9条の会は7月30日「参議院選挙をメディアはどう伝えたか、選挙報道の総括と、選挙後の政治の動向を占う」を、京都市中京区の「ウイングス」京都で開催した。
 講師は日比野敏陽新聞労連委員長(京都新聞出身)と政井孝道元朝日新聞論説委員。二人の講演の後、参加者と講師の間で活発な意見が交わされた。司会は隅井孝雄(京都ノートルダム女子大客員教授)。

(→続きを読む)
posted by JCJ at 02:00 | TrackBack(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする