2009年09月14日
マスコミ気象台
◇横浜事件の補償「適切に判断を」〜3次再審請求で地検
戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」を巡り、第3次再審請求の再審で「免訴」判決が確定した元被告4人の遺族が申し立てた刑事補償請求について、横浜地検が「特殊事情を踏まえつつ、適切に判断されたい」とする意見書を横浜地裁に提出していたことがわかった。意見書は7月14日付。(「朝日」8月15日付ほか)
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戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」を巡り、第3次再審請求の再審で「免訴」判決が確定した元被告4人の遺族が申し立てた刑事補償請求について、横浜地検が「特殊事情を踏まえつつ、適切に判断されたい」とする意見書を横浜地裁に提出していたことがわかった。意見書は7月14日付。(「朝日」8月15日付ほか)
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2009年08月27日
2009年08月25日
マスコミ気象台
◇サンジャポ問題、TBS訂正放送〜番組で謝罪
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会が7日、TBS系情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」に重大な放送倫理違反があったとして、再発防止策を講じるよう勧告したことを受け、TBSは9日、同番組内で再度の訂正放送と謝罪放送を行った。問題の番組は昨年10月19日、大阪府内の保育園の畑を府職員が強制収用した模様を伝えた際、前日に園児らが畑の前に並んだ映像を挟み込んだ。その結果、出演者が誤解して「園児を収用現場に動員した」と批判。また強制収用を巡る訴訟が係争中であったにもかかわらず、判決が出ていると誤って伝えた。(「毎日」8月10日付ほか)
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放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会が7日、TBS系情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」に重大な放送倫理違反があったとして、再発防止策を講じるよう勧告したことを受け、TBSは9日、同番組内で再度の訂正放送と謝罪放送を行った。問題の番組は昨年10月19日、大阪府内の保育園の畑を府職員が強制収用した模様を伝えた際、前日に園児らが畑の前に並んだ映像を挟み込んだ。その結果、出演者が誤解して「園児を収用現場に動員した」と批判。また強制収用を巡る訴訟が係争中であったにもかかわらず、判決が出ていると誤って伝えた。(「毎日」8月10日付ほか)
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2009年08月23日
2009年08月21日
マスコミ気象台
◇名誉棄損訴訟、オリコンが和解〜「編集不正確」とサイゾー謝罪
音楽ヒットチャートのオリコンが月刊誌「サイゾー」に掲載されたフリーライター烏賀陽弘道さん(46)のコメントで名誉を傷つけられたとして、烏賀陽さんに5000万円の損害賠償などを求めた訴訟は3日、東京高裁で和解が成立した。控訴審で利害関係人として訴訟参加したサイゾーは編集部がまとめたコメントが不正確だったことを認め、烏賀陽さんとオリコンに謝罪し、オリコンは請求を棄却した。和解条項によると、▽サイゾーは烏賀陽さんに対し、了解を得ないまま掲載したことを謝罪し、損害賠償金として500万円を支払う▽サイゾーはオリコンに対し、音楽ヒットチャートの信頼性について、読者に誤解を与えたことを謝罪する▽オリコンは損害賠償請求を放棄し、烏賀陽さんはオリコンに対する反訴請求を棄却する。(「毎日」8月4日付ほか)
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音楽ヒットチャートのオリコンが月刊誌「サイゾー」に掲載されたフリーライター烏賀陽弘道さん(46)のコメントで名誉を傷つけられたとして、烏賀陽さんに5000万円の損害賠償などを求めた訴訟は3日、東京高裁で和解が成立した。控訴審で利害関係人として訴訟参加したサイゾーは編集部がまとめたコメントが不正確だったことを認め、烏賀陽さんとオリコンに謝罪し、オリコンは請求を棄却した。和解条項によると、▽サイゾーは烏賀陽さんに対し、了解を得ないまま掲載したことを謝罪し、損害賠償金として500万円を支払う▽サイゾーはオリコンに対し、音楽ヒットチャートの信頼性について、読者に誤解を与えたことを謝罪する▽オリコンは損害賠償請求を放棄し、烏賀陽さんはオリコンに対する反訴請求を棄却する。(「毎日」8月4日付ほか)
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2009年08月13日
2009年08月11日
マスコミ気象台
◇地方3紙、2審は勝訴〜共同配信記事めぐり
東京女子医大病院で01年に起きた女児死亡事件の報道をめぐり、
医療ミスをしたとする共同通信社の配信記事で名誉を傷つけられたとして、
同病院にいた医師が同社と配信記事を掲載した地方新聞社3社に計約710万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、
一審・東京地裁判決の3社に賠償を命じた部分を取り消し、医師の請求をすべて棄却した。配信記事を掲載したのは、上毛新聞社、静岡新聞社、
秋田魁新報社の3社。都築弘裁判長は「加盟社は、共同通信が取材上求められる注意義務を果たしていると期待できる法的地位にある」と指摘。
共同通信の記事に名誉棄損が成立しないのであれば、加盟社も賠償責任を負わないと結論づけた。(「朝日」7月29日付ほか)
2009年08月09日
2009年08月07日
2009年08月05日
2009年08月04日
2009年08月03日
マスコミ気象台
◇名誉棄損訴訟、御手洗会長が逆転敗訴
キヤノンと御手洗冨士夫会長(日本経団連会長)が、
旧日本軍の731部隊と関係があるかのように書いた週刊現代の記事や広告で名誉を傷つけられたとして、
発行元の講談社と筆者に2億円の賠償を求めた訴訟で、東京高裁(藤村啓裁判長)は15日、200万円の支払いを命じた一審判決を取り消し、
請求を棄却する逆転判決を言い渡した。同誌は07年10月20日号は、「キヤノン 御手洗会長と七三一部隊」の見出しで、京都帝大
(現京都大)に毒ガスの論文を提出した御手洗会長の叔父が731部隊を支援していたと記していた。1審は表紙や広告の見出しについて
「社会的評価を低下させた」と判断したが、高裁は「抽象的な表現にとどまっており、会長の社会的評価は揺るがない」と指摘した。(「毎日」
7月16日付ほか)