2009年07月09日
マスコミ気象台
◇正雲氏訪中記事巡り週刊新潮に朝日新聞が抗議
朝日新聞社は24日、週刊新潮7月2日号の掲載記事とその広告について「朝日新聞の信用を著しく毀損する」として、抗議文を同誌編集部に送った。同誌の記事は「中国報道官が『007の小説』と小馬鹿にした朝日新聞『金正雲・胡錦濤会談』大虚報のケジメの付け方」の見出しで、朝日6月16日付朝刊1面「『後継』正雲氏が訪中」(東京本社発行最終版)の記事などについて誤報であるかのように伝えている。朝日新聞社は抗議文で「一連の記事は確かな取材に基づいている」とし、同誌に記事と見出しについて謝罪と訂正を求めている。(「朝日」6月25日付)
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朝日新聞社は24日、週刊新潮7月2日号の掲載記事とその広告について「朝日新聞の信用を著しく毀損する」として、抗議文を同誌編集部に送った。同誌の記事は「中国報道官が『007の小説』と小馬鹿にした朝日新聞『金正雲・胡錦濤会談』大虚報のケジメの付け方」の見出しで、朝日6月16日付朝刊1面「『後継』正雲氏が訪中」(東京本社発行最終版)の記事などについて誤報であるかのように伝えている。朝日新聞社は抗議文で「一連の記事は確かな取材に基づいている」とし、同誌に記事と見出しについて謝罪と訂正を求めている。(「朝日」6月25日付)
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2009年07月07日
2009年07月01日
マスコミ気象台
◇誘拐米記者7か月ぶり脱出〜タリバーン監禁建物の壁越え
アフガニスタンの首都カブール近郊で昨年11月、反政府勢力タリバーンに誘拐された米ニューヨーク・タイムズ紙のデービッド・ローディ記者(41)が7か月ぶりに自力で脱出し、アフガン駐留米軍に無事、保護された。同紙(電子版)によると、タリバーン司令官へのインタビューを試みたローディ記者は昨年11月10日に地元記者と運転手とともに誘拐され、隣国パキスタン北西部の部族地域北ワジリスタン地区で拘束されていた。ローディ記者が電話で伝えてきたところでは、同記者は地元記者とともに監禁されていた建物の壁を乗り越えて脱出。パキスタン軍偵察部隊に遭遇して助けられ、カブール北方にあるアフガン駐留米軍のバグラム空軍基地に20日、空路で送られたという。運転手は監禁中にタリバーンの一員になったという。(「朝日」6月22日付ほか)
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アフガニスタンの首都カブール近郊で昨年11月、反政府勢力タリバーンに誘拐された米ニューヨーク・タイムズ紙のデービッド・ローディ記者(41)が7か月ぶりに自力で脱出し、アフガン駐留米軍に無事、保護された。同紙(電子版)によると、タリバーン司令官へのインタビューを試みたローディ記者は昨年11月10日に地元記者と運転手とともに誘拐され、隣国パキスタン北西部の部族地域北ワジリスタン地区で拘束されていた。ローディ記者が電話で伝えてきたところでは、同記者は地元記者とともに監禁されていた建物の壁を乗り越えて脱出。パキスタン軍偵察部隊に遭遇して助けられ、カブール北方にあるアフガン駐留米軍のバグラム空軍基地に20日、空路で送られたという。運転手は監禁中にタリバーンの一員になったという。(「朝日」6月22日付ほか)
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2009年06月29日
マスコミ気象台
◇密約文書「ない理由示せ」〜沖縄返還で国に裁判長要請
72年の沖縄返還に伴って日米間で交わされたとされる「密約文書」をめぐる情報公開訴訟で、東京地裁の杉原則彦裁判長は16日、「文書を保有していない」と主張する国側に「その理由を合理的に説明する必要がある」と指摘し、次回までに示すよう求めた。訴えられた国側に積極的な説明責任を求めたもので、異例の訴訟指揮といえる。密約をめぐっては、その存在を裏付ける外交文書が米側で公開されているにもかかわらず日本政府は一貫して「密約はない」と否定し続けている。訴訟をきっかけに、国側の姿勢が改めて問われることになりそうだ。(「朝日」6月17日付ほか)
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72年の沖縄返還に伴って日米間で交わされたとされる「密約文書」をめぐる情報公開訴訟で、東京地裁の杉原則彦裁判長は16日、「文書を保有していない」と主張する国側に「その理由を合理的に説明する必要がある」と指摘し、次回までに示すよう求めた。訴えられた国側に積極的な説明責任を求めたもので、異例の訴訟指揮といえる。密約をめぐっては、その存在を裏付ける外交文書が米側で公開されているにもかかわらず日本政府は一貫して「密約はない」と否定し続けている。訴訟をきっかけに、国側の姿勢が改めて問われることになりそうだ。(「朝日」6月17日付ほか)
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2009年06月28日
2009年06月25日
マスコミ気象台
◇ネット広告市場、米6年ぶりマイナス
米インターネット広告市場の成長にブレーキがかかっている。米インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー(IAB)とプライスウォーターハウスクーパースの調査によると、今年1〜3月期の市場規模は前年同期比5%減の54億8千万ドル。IT(情報技術)バブル崩壊後の2002年10〜12月期以来、約6年ぶりの前期割れとなった。ネット広告はターゲットを絞った効果的な広告が打てるとされ、03年から2けた成長を続けてきた。しかし不況の長期化により、自動車や金融など広告主企業の予算絞り込みの影響が顕著に出てきた。IABは「(ネット広告も)経済情勢と無縁ではない」としている。(「日経」6月13日付)
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米インターネット広告市場の成長にブレーキがかかっている。米インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー(IAB)とプライスウォーターハウスクーパースの調査によると、今年1〜3月期の市場規模は前年同期比5%減の54億8千万ドル。IT(情報技術)バブル崩壊後の2002年10〜12月期以来、約6年ぶりの前期割れとなった。ネット広告はターゲットを絞った効果的な広告が打てるとされ、03年から2けた成長を続けてきた。しかし不況の長期化により、自動車や金融など広告主企業の予算絞り込みの影響が顕著に出てきた。IABは「(ネット広告も)経済情勢と無縁ではない」としている。(「日経」6月13日付)
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2009年06月23日
マスコミ気象台
◇テレ朝が訂正放送
テレビ朝日は11日、北朝鮮の金正日総書記の後継者有力候補とされる三男、正雲(ジョンウン)氏の写真を10日のニュース番組で「スクープ」として報じた問題で「写真は別人である可能性が極めて高い」と、11日昼の「ANNニュース」で訂正とおわびの放送を行った。同社広報部によると、取材記者が韓国当局関係者から写真を入手し、北朝鮮指導部に近い関係者らへの確認作業を行い報道に踏み切ったという。しかし放送後に複数の韓国メディアから「別人物では」と指摘を受けた。同社広報部は「結果として確認取材が甘かったことを重大に受け止めております。改めて報道の基本に立ち返って、確認作業を徹底してまいります」とコメントしている。(「毎日」6月11日付夕刊ほか)
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テレビ朝日は11日、北朝鮮の金正日総書記の後継者有力候補とされる三男、正雲(ジョンウン)氏の写真を10日のニュース番組で「スクープ」として報じた問題で「写真は別人である可能性が極めて高い」と、11日昼の「ANNニュース」で訂正とおわびの放送を行った。同社広報部によると、取材記者が韓国当局関係者から写真を入手し、北朝鮮指導部に近い関係者らへの確認作業を行い報道に踏み切ったという。しかし放送後に複数の韓国メディアから「別人物では」と指摘を受けた。同社広報部は「結果として確認取材が甘かったことを重大に受け止めております。改めて報道の基本に立ち返って、確認作業を徹底してまいります」とコメントしている。(「毎日」6月11日付夕刊ほか)
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