◇「NHKの自立性、疑問」BPO、審議へ
旧日本軍の慰安婦問題を扱ったNHK教育テレビの番組(01年1月放送)が放送直前に改変された問題で、NHKと民放で作る第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会(委員長・川端和治弁護士)は9日、この問題を審議することを決めた。川端委員長は「改変された過程が、NHKの自立性に疑問を持たせるという意味で放送倫理上の問題があった」と述べた。NHKに質問状を送り、意見書をまとめる。(「朝日」1月10日付ほか)
◇廃虚写真巡り丸田氏が提訴〜「作品模倣された」
「廃虚写真」で知られる写真家の丸田祥三氏(44)が9日、作品を模倣され著作権を侵害されたとして、写真家の小林伸一郎氏(52)を相手取り約630万円の損害賠償や出版物の廃棄などを求める訴えを東京地裁に起こした。小林氏側は「あくまでもオリジナリティーある写真を創作した。丸田氏の写真を模倣する理由が全くない」と反論している。(「朝日」1月10日付ほか)
◇民放もアナログマーク
地上民放各社は12日から、アナログ放送で示す「アナログ」というロゴマークを画面右上に原則として24時間表示する。民放はこれまで、ゴールデン・プライム帯(午後7時〜11時)の番組冒頭にのみ表示してきた。11年7月の地上放送への完全移行の広報が目的。(「朝日」1月10日付ほか)
◇青森朝日放送中継局が故障
10日午後2時6分ごろ、テレビ朝日系列の青森朝日放送の八戸中継局で電源機器が故障し、直接から青森県八戸市や十和田市など3市8町1村、約16万世帯への放送が停止した。雪や強風が影響したとみられるという。トラブルは、約11時間後の11日午前0時56分に解消された。(「朝日」1月11日付)
◇番組用にブログ自作〜テレ朝「実物の内容 基に」
テレビ朝日系列で10日夜に放送された情報バラエティー番組「情報整理バラエティー ウソバスター!」の中で紹介されたインターネット上のブログが、番組が撮影用に自作したものだったことがわかった。テレビ朝日は「経緯の説明をテロップやナレーションなどできちんと伝えるべきだった」と説明している。(「朝日」1月12日付ほか)
◇地デジ移行完了に黄信号〜対応TV不振、普及率まだ5割
放送業界が2011年7月に計画している地上デジタル放送への移行に「黄色信号」がともっている。消費不振で想定以上に地デジ対応薄型テレビの売れ行きが失速。同年春までに全世帯で地デジを見られるようにする目標計画と現実の普及率の差が、徐々に開いてきたためだ。移行が遅れれば、放送各社には追加の費用負担が発生するなどの影響が出る可能性もあり、業界では困惑の色が強まっている。(「日経」1月12日付)
◇イスラエル軍、イランのTV局取材拠点を爆撃
パレスチナ自治区ガザからの報道によると、イランの衛星テレビ局が取材拠点としていたビルが9日夜、イスラエル軍の爆撃を受け、記者ら2人が負傷した。同軍は意図的な攻撃は否定しているが、イランがイスラエルへの批判を強めるのは必至だ。(「東京」1月10日付夕刊)
◇英BBC、ペルシャ語放送開局
英BBCテレビは、14日から、ペルシャ語による衛星ニュースチャンネルを開設する。これに対し、ペルシャ語を公用語とするイラン政府が強く反発している。イランのファルス通信によると、政府当局者は8日、「英国のスパイ活動や政治宣伝に使われる。国益に反する」と開局を非難。スタッフのイラン常駐も認めない方針だという。AFP通信によると、BBCは2011年までにイランで人口の約1割にあたる700万人の視聴者獲得を目指しているという。(「読売」1月11日付)
2009年01月22日
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