◇番組ネット配信、フジが本格化〜KDDIなど10社と連携
フジテレビジョンは月内にも、KDDIやNTTぷらら、ジュピターテレコム(JCOM)など10社と提携し、テレビ番組をインターネット経由で携帯電話や薄型テレビなど多様な機器に有料配信するサービスを始める。視聴者の居場所や時間に応じて、様々な手段で番組を楽しめる仕組みを整える。番組のネット配信はNHKも始めているが、携帯電話などを含む配信体制を整える放送局はフジが初めて。広告収入が低迷するなか、収益源の多様化を急ぐ。(「日経」2月2日付)
◇携帯向け多チャンネル放送会社、ドコモが子会社化
NTTドコモは、携帯電話向けに多チャンネル放送サービス事業の立ち上げを計画しているマルチメディア放送を子会社化する。現在は20%を出資しているが、マルチメディア放送が近く実施する第三者割当増資を引き受け、出資比率を51%に引き上げる。多チャンネル放送は将来的に携帯電話の主力サービスの一つになると判断、事業の立ち上げ支援を積極化する。(「日経」2月2日付)
◇米新聞大手、資産売却急ぐ〜ガネットやNYタイムズ
米新聞大手が資産売却や人員削減、減配に乗り出した。不況のあおりで広告収入が前年より1−2割減少。グループ会社の業績悪化などで資産価値が目減りし、財務状況が悪化している。「USAトゥデー」など85の日刊紙や23のテレビ局を傘下に持つ新聞最大手ガネットは、4月に支払う四半期ベースの配当の減配または見送りを検討している。1998年から10年間にわたって増配を続けてきたが、一転して手元資金の確保を優先する。ニューヨーク・タイムズも、大リーグ球団ボストン・レッドソックスの持ち株会社の売却を決めた。ニューヨークに07年に完成した本社ビルの売却交渉にも着手。ともに売却できた場合、合計4億ドル弱の資金を確保できるとみられている。昨年12月に事実上倒産したトリビューンも、シカゴの大リーグ球団カブスを売却する。シカゴの富豪リケッツ家が約9億ドルで買い取る案を提示し、このほど優先交渉権を得たという。(「日経」2月2日付)
◇博報堂DY、DACを子会社に〜ネット広告事業を強化
博報堂DYホールディングスは2日、ネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)を連結子会社にする方針を決めた。子会社の博報堂がDACの実施する第三者割当増資を引き受け、5−10%を出資。すでにDACに出資しているグループ会社の持ち株と合わせて、出資比率は5割を超える見通し。テレビなど既存媒体の広告が落ち込む中、成長が見込めるネット分野を強化する。(「日経」2月2日付夕刊)
◇総務省、新たに40か所のデジサポ開設
地上デジタル放送について視聴者からの相談に応じる「総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)」が2日、新たに40か所開設された。これにより、全国的な相談体制が整った。総務省が1月末に開いた「地上デジタル放送国民運動推進本部」の第2回会合で、支援センターの愛称が「デジサポ」に決まった。「地上デジタル放送への完全移行をサポートする」を意味する。(「新聞協会報」2月3日号ほか)
◇データ通信、ソフトバンクも定額制
携帯電話3位のソフトバンクモバイルが、同4位のイー・モバイルと提携し、定額制の無線データ通信サービスに踏み切る方向で最終調整に入ったことが2日、明らかになった。ソフトバンクモバイルがイー・モバイルから回線を借り、今春にもサービスを開始する。価格競争を重視する携帯電話業界の新興勢力が手を組んで、NTTドコモやKDDIに対抗するもので、新たな料金引き下げ競争につながる可能性もある。(「読売」2月3日付ほか)
◇NTT、営業益1位〜今3月期、6年ぶり
NTTは2009年3月期に連結営業利益で6年ぶりに国内上場企業のトップに返り咲く見通しとなった。今期の営業利益は前期より11%減るものの1兆1600億円を確保しそう。一方、前期まで首位のトヨタ自動車は4000億円前後の営業赤字に転落する見通し。他の主要企業も軒並み減益や赤字となりそうで、相対的に堅調だったNTTが浮上する。(「日経」2月3日付ほか)
◇巨人戦中継、4割減〜日テレ、地上波42→26試合に
日本テレビは2日、09年度のプロ野球巨人戦中継について、巨人主催試合の地上波での放送を今年度の42試合から26試合に減らすと発表した。BS日テレでの放送は21試合から52試合に増やす。地上波での視聴率が低迷していることやBSの普及が進んでいることを受けた。CS放送の「日テレ+G」は全72試合を放送する。BSでの放送を増やすことについて同社は、@試合時間が延びても最後まで見られるA地方で巨人戦が見られないファンを救える、としている。(「朝日」2月3日付ほか)
2009年02月15日
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