2009年03月18日

マスコミ気象台

◇虚偽の証言、放送で日テレ訂正し謝罪
岐阜県は1日、日本テレビ系列で08年11月に放送された「真相報道バンキシャ!」に匿名で出演した人物が「岐阜県が裏金づくりを続けている」など虚偽の証言をしたため、事実確認で業務に支障が出たとして、この氏名不詳の人物を偽計業務妨害容疑で県警に告訴したと発表した。これを受けて日本テレビは同日放送した同番組内で、この人物が詐欺罪で起訴された同県中津川市の元土木会社役員(58)であることを明らかにし、証言は虚偽だったとして放送内容を訂正、全面的に謝罪した。(「毎日」3月2日付ほか)

◇ロ女性記者殺害、全員無罪で上告
インタファックス通信によると、ロシアのプーチン前大統領を批判していた女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんが2006年10月に射殺された事件で、最高検察庁は27日、モスクワ地区軍事裁判所が今月、被告全員無罪とした判決を不服として最高裁に上告した。被告は、犯人グループにポリトコフスカヤさんの住所を伝えるなどした元治安機関職員を含む4人。19日に地区軍事裁判所の陪審委員会が証拠不十分として無罪評決を出し、20日に裁判所が無罪判決を出していた。(「東京」2月28日付夕刊ほか)

◇朝日新聞販売所3従業員を逮捕〜神奈川、強盗の疑い
神奈川県警は1日、いずれも朝日新聞販売所汐入店の従業員3人を強盗の疑いで現行犯逮捕したと発表した。大筋で容疑を認めているという。田浦署によると、3人は1日午前2時半過ぎ、横須賀市追浜3丁目のアパート敷地内で、市内の大学生を取り囲み、「金を出せ」などと言って顔を殴り、現金9千円入りの財布を奪った疑いがある。3人は当時、酒を飲んで酔っていたという。(「朝日」3月2日付ほか)

◇豪新聞大手、230億円赤字
オーストラリアの高級紙シドニー・モーニング・ヘラルドや経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューなどの出版を手がける新聞・雑誌大手フェアファクス・メディアの2008年12月中間期の純損益が3億6500万豪ドル(約230億円)の赤字となった。前年同期は1億9600万豪ドルの黒字だった。世界的な金融危機の広がりに伴う経済失速で広告収入が減少したのに加え、事業見直しに伴うリストラ費用や5億2300万豪ドルにのぼる資産の評価損を計上したことが響いた。(「日経」3月2日付)

◇「FOX」日本で無料放送〜BSで欧米ドラマなど
米ニューズ・コーポレーションのテレビ部門「FOX」は4月から日本で本格的な無料放送を始める。BSデジタル放送の「BS11」で毎週8時間の放送枠を取得し、欧米の人気ドラマなどを流す。外資メディアの日本でのテレビ放送は有料が中心だったが、無料放送で認知度を高め、視聴者の拡大につなげる。多メディア化が急速に進むなか、国内・海外勢が入り乱れての視聴者獲得競争が激化しそうだ。(「日経」3月2日付)

◇「従軍」表記削除、元慰安婦が抗議〜埼玉の資料館に
埼玉県立埼玉平和資料館が昭和史年表の表記「従軍慰安婦」を「慰安婦」に変更した問題で、韓国人元従軍慰安婦の李容洙さん(80)が1日、資料館を訪れ「『従軍』削除は日本軍の関与を否定するもので、被害者への2度目の人権蹂躙だ」と抗議し、表記復活を求めた。李さんは市民団体の招きで来日した。李さんの訴えに館側は「資料館の運営協議会に要望を報告する」と述べるにとどまり、再変更の必要性はないとの考えを示した。(「日経」3月2日付)

◇ボーン・上田賞に高尾(毎日)、滝田(日経)両氏に
ボーン・上田国際記者賞委員会は2日、2008年度の同賞を毎日新聞ヨハネスブルク支局の高尾具成氏と日本経済新聞米州編集総局編集委員(ニューヨーク駐在)の滝田洋一氏に授与すると発表した。高尾記者は二度にわたり独裁政権下のジンバブエに入り、大統領選をめぐる混乱を伝えたほか、政治暴力や超インフレに苦しむ市民の暮らしと独裁政治の非道を告発したことが評価された。一方、滝田記者は金融・マーケット分野を専門とする経済記者として、今回の世界金融危機を、的確な分析を基に複雑な危機の背景を読者に分かりやすく報道、解説したことが評価された。(「新聞協会報」3月3日号ほか)

◇「おくりびと」興行収入1位
第81回米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した映画「おくりびと」を配給する松竹は2日、2月28日と3月1日の興行収入が3億2000万円となり、昨年9月の公開以来、週末ごとの興行成績ランキングで初めて1位になったと発表した。通常は新作映画が上位を占めており、公開から5か月後のトップは極めて異例。(「東京」3月3日付ほか)

posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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