■しっかり復習したい。6月23日は沖縄「慰霊の日」。68年前、鉄の暴風が吹き荒れた沖縄戦。24万人を超える人が犠牲になり、沖縄県民の4人に1人が命を落とした。この惨劇をくりかえすまいと誓い、この日を、沖縄では「慰霊の日」とし、「沖縄戦没者追悼式」を開催する。■その犠牲者を悼み平和を誓う式典に、今年は、不思議な顔が並ぶ。憲法9条の改悪、国防軍の設置を狙う安倍首相をはじめ、防衛や外務を担う主要閣僚らが、ルース駐日アメリカ大使と共に列席している。■オスプレイを強行配備したうえ、さらに夏には追加配備までもくろみ、辺野古新基地建設へ虎視眈眈、そんな政治的下心を秘めての参列は、沖縄県民にとって耐え難い屈辱だ。■本土の新聞各紙は「富士山の世界遺産認定」がトップ。この温度差は、何を語るか。元「沖縄タイムス」論説委員の屋良朝博さんは、沖縄戦で「沖縄の人びとが死の淵をさまよっていたとき、東京では大相撲の千秋楽。このめまいのするようなギャップは、その後も沖縄を苦しめている」と、68年後も癒されない傷跡について書いている。(2013/6/23)
2013年06月23日
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