8月末、私は愛知憲法会議の沖縄学習ツアーに参加し、米軍基地と沖縄戦の戦跡を回りました。伝えたいことはたくさんありますが、まず第一報として、新基地反対闘争の最前線辺野古のたたかいが重要段階に差し掛かっていることを肌で感じましたのでお伝えします。
8月30日午前、愛知の17人は新基地建設が企まれている辺野古の座り込みに参加、海岸につながる米海兵隊キャンプシュワブ門前で抗議のデモをしたあと海岸のテント村へ行きました。
お昼の時間なので弁当を食べていますと、テントの留守役の男性と海上抗議のカヌー隊との無線のやり取りが聞こえてきました。
「保安官に拘束された」「責任者は誰かと聞いている」「責任者が来たら開放すると言っている」カヌー隊からはそんな声が聞こえてきます。最後に「じゃあ、私が行く」と言って男性はマイクを置き、岸に止めてあった小舟に乗りこみました。
やがて沖合からゴムボートがやってきて、テント男性の船とドッキング、しばらくして双方は離れ、男性の小舟は市民2人を乗せて岸へ帰ってきました。会場で抗議中に会場保安庁に拘束された2人(男女)が解放された瞬間でした。2人は出迎えた仲間たちに状況を聞かれ「保安官らがゴムボートをカヌーにぶつけ、我々は海に落ち、カヌーにつかまっているところを拘束されゴムボートに乗せられた。保安官らはやることが荒っぽい、言葉も荒っぽい」と言っていました。
翌日の琉球新報、沖縄タイムズともに「この日は海上抗議の市民20人が一時拘束された。これまでにない多人数だ」と報じました。
案内人のOさんは「海上保安庁は埋め立て海域に浮き具(フロート)を並べ、カヌー隊がその内側に入ったと言って拘束するが、そこは合法海域だから正式に逮捕はできない。荒っぽいやり方でカヌーを大揺れさせ、市民を不当拘束する。日一日とやり方が荒っぽくなってきた。あんな不法行為は東京湾や伊勢湾ではできない。沖縄だから、辺野古だからやるのだ。ガードマンも動員している。他県から来ているようだ。 アメリカ兵は前へ出てこない。日本人同士を対決させて基地づくりを進めている」と怒っていました。そして「この現実を広く知らせてほしい。沖縄の新聞を読んでほしい」と言っていました。
(JCJ東海事務局長)


