2022年06月01日

【焦点】都議会で陳情不採択だが、神宮外苑再開発見直しの気運高まる、2日要望書を東京都に提出=橋詰雅博

                           
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明治神宮外苑の約1000本の樹木伐採の反対と再開発見直しのネット署名に加えて市民団体が都議会に提出する「神宮外苑の歴史的景観と環境の保全に関する陳情」への署名集めにも協力した筆者は、この神宮外苑をめぐる動きに関心を抱いている。
 というのは日本ジャーナリスト会議(JCJ)の機関紙3月25日号掲載の「森首相が暗躍@ホ奪い高層ビル次々 ラグビーW杯・五輪も口実 神宮外苑の再開発」と題した自分の記事をDaily JCJ(http://jcj-daily.seesaa.net/article/486252121.html 4月2日付)にアップしたところ、総計80件を超える「いいね」が集まり、また1日だけで3700超のアクセス数があった。ブログとして利用する無料サイト「Seesaa」(シーサー 約5万200ブログが登録)の全体人気ランク52位まで上がり、登録する「ニュース/時事」分野でもベストテンに入った。
神宮外苑の再開発と伐採に疑問をもち抗議運動を起こした米国女性経営コンサルタントのロッシェル・カップさんがツイッターにも挙げたこの記事を見て「なんと衝撃的な題名ですが、事実は衝撃的なので相応しいです。 こんな背景的な情報を流すのはとても大切だと思います。」と紹介してくださり、拡散していただいたおかげだと思う。
 その後、NHK「首都圏情報ネタドリ」での放送やロッシェルさんに取材した「FLASH」の記事などが反響を呼び、神宮外苑再開発と伐採への批判はさらに高まった。

 5月26日に行われた都環境影響評価審議会の部会では、委員から「データ提供が不足」「外苑の森が守られるか、極めて不透明だ」などの苦言が相次いだ。本来ならば審議を終了する予定だったが、異例の結論持ち越しになった(=写真=5月27日付東京新聞)。
 そしてネット署名の賛同者はついに8万人を超えた。ただ27日に陳情を審査した都議会では、自民、公明、都民ファースト会の反対多数で不採択になった。共産、立民、維新が採択の判断をした。
 ロッシェルさんは「陳情は環境を大切にしましょうというとてもマイルドな内容なのにどうして反対するのか、とてもがっかりしました。しかし、維新と立民が同意の意思を示したのは、進歩だと言えます」とコメントしている。
 だがロッシェルさんは諦めない。計画の白紙撤回を求める要望書と署名簿を2日東京都に提出した後、都庁記者クラブで会見を行う。3日には再開発事業者の明治神宮、伊藤忠商事、三井不動産、日本スポーツ振興センターに要望書などを提出する。
 市民の献金と献木などによって誕生した神宮外苑の憩いの緑地に「ショッピンモールのような施設」(ロッシェルさん)が建設される再開発と1000本もの樹木伐採は、都民の共感を得られないだろう。
 橋詰雅博
posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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