2023年06月04日

【沖縄リポート】運命共同体の台湾共同声明を=浦島悦子

                         
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 4月29日、琉球新報ホール(那覇市)で「第二回沖縄・台湾対話シンポジウム」=写真=が開催された。主催したのは「『台湾有事』を起こさせない・沖縄対話プロジェクト」。
  同プロジェクトは、「中国の台湾侵攻」を前提とした琉球諸島の軍事要塞化が急速に進む中、もし戦争になれば戦場となり、壊滅的な被害を被る沖縄・台湾双方の市民が対話を重ね、絶対に「台湾有事」「沖縄有事」を起こさせないという声を、政治的立場や意見の違いを超えて一つにしていこうと企画された。
 年内に3回のシンポジウム及び総括集会、また、その期間中に沖縄・台湾で様々な自主企画を行い、意見の違いは残しつつ共通のメッセージを発するのを目的としている。

  第一回シンポ(2月12日、沖縄タイムスホール)では、台湾から(民進党)政府系シンクタンクの研究員、民進党に批判的立場の大学教授が登壇したが、第二回の台湾側登壇者は、1回目よりも市民レベルに近いジャーナリストや社会運動家の3人。  
 二回のシンポを通じて、いかに私たちが隣り合う台湾のことを知らないかを痛感させられた。私たちが反対している自衛隊配備について台湾民衆は歓迎しているというのはいささかショックだったし、一方で李鎮邦さん(釣魚台教育基金会)によると「台湾漁民にとって中国は敵ではなく、海上の安全を保障してくれる存在」だという。

 張鈞凱さん(『香港01』駐台湾主席記者)は「台湾では現状維持への支持が多い。(中国・台湾の)内戦をどう解決するか民間から声を上げていく」。張智gさん(『黒体文化』編集者)は「台湾の人はもっと沖縄戦や沖縄の基地のことを学び、当事者として考える必要がある。そのための民間交流を深めたい」と語った。
 沖縄側からは「石垣市住民投票を求める会」の宮良麻奈美さんが、台湾からの移民も多い石垣島住民の苦悩を語り、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員の小松寛さんは「台湾と沖縄は潜在的戦場であり運命共同体。当事者同士として戦争を回避する共同声明を!」と提案した。

posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 九州・沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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