2023年07月05日

【沖縄リポート】ミサイル反対、うるま市に結集=浦島悦子

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 台風一過の雲一つない青空が広がる6月4日(日)、うるま市勝連半島の先端部に近い陸上自衛隊勝連分屯地前で、「ミサイル配備を断念せよ! うるま市民集会」が開催された=写真=。主催した「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」の照屋寛之共同代表は、「我々は政府には恵まれないが、天気には恵まれている」と切り出し、ミサイル配備に関する住民説明会の開催要請に「危険性はない」として応じない沖縄防衛局を批判。「開催しないことが逆に危険性を示している。絶対に阻止しよう!」と訴えた。

 岸田政権が打ち出した「反撃(敵基地攻撃)能力」の最前線基地として琉球諸島の軍事要塞化が急ピッチで進む中、奄美大島、沖縄島、宮古島、石垣島に地対艦ミサイル部隊、与那国島に地対空ミサイルが配備され、それらのミサイル部隊を統括・指揮する連隊本部が勝連分屯地に創設されようとしている。

 連隊本部には、ミサイル発射機搭載車、弾薬運搬車、射撃搭載装置、捜索・標定レーダー装置、レーダー中継装置などの重要装備、さらにミサイル弾を保管する弾薬庫が設営・改修予定。既に何らかの工事が始まっている様子が外からも見える。勝連分屯地の周辺には与勝高校及び3つの中学校、4つの小学校をはじめ幼稚園・保育園も多数存在している。うるま市民の会ではこれまで、毎週金曜日の市内スタンディングで市民にミサイル配備の危険性や反対を訴えてきた。勝連分屯地前での集会は2回目。前回は、うるま市民への呼びかけだったが、今回は全県に呼びかけ、地元・勝連地域はもちろん沖縄島各地から340人が参加。危機感と、阻止に向けたうるま市民の熱気を共有した。与那国・宮古・石垣からも連帯メッセージが寄せられた。

 仮に「台湾有事」が勃発すれば連隊本部が真っ先に標的にされるだろう。「自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会」共同代表で元自衛官の島袋恵祐県議は、「ここにいる自衛隊員の命を守るためにも阻止しなければ」と声を強めた。
  JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2023年6月25日号

posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 九州・沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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