2026年03月22日
【追悼】JCJ代表委員 隅井孝雄さん逝去 「メディアは政治を変える一翼を担う」
2000年からJCJ代表委員を務められた隅井孝雄さんが誤嚥性肺炎で、2月13日亡くなった。90歳だった。19日、美沙子夫人が喪主となり葬儀が行われた。
隅井さんは1936年東京・杉並の出身。国際基督教大学(ICU)卒業後1958年に日本テレビに入社、編成、広報のほか、報道局外報部などで記者活動に従事した。
民放労連などが63年に結成したマスコミ労組共闘会議の事務局長や、国際映画放送労組連盟(FISTAV)の副議長などを務めた。
隅井さんは、マスコミ労組共闘会議事務局長時代に「マスコミを国民のものに」のスローガンを掲げ、竹村富弥(民放労連委員長)、加藤親至(新聞労連委員長)、楢橋国武(出版労連)各議長の下で、マスコミ労働運動をメディア批判活動に高めることに取り組むとともに、一貫して市民の中に運動を広げる活動の中心を担った。
同共闘会議の事務局長退任後の86年には、NTVインターナショナル社に出向、NTVアメリカ社社長(在ニューヨーク)を務めた。また、99年には京都学園大学教授に就任(2006年退任)。
著書に『テレビCMと子どもたち』(81年あゆみ出版)、『ニューメディア最前線』(83年大月書店)、『マンハッタンTVのぞき窓』(89年リベルタ出版)、『隅井孝雄のメディアウォッチ 3・11から安保法制まで』など。共著書に『テレビを子どもの味方に 国際児童年の新テーマ』(現代史出版会、79年)などがある。
「メディアは覚悟を持って政治を変える一翼を担う必要があります」
生前のメッセージを紹介し、故人の思いを伝えさせていただきたい。
謹んでご冥福をお祈りする。
JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2026年2月25日号
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