2026年04月01日

【トークイベント】「I am フォトジャーナリスト」 若手3人、戦時下のウクライナ取材=古川 英一

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      左から森佑一さん 武馬怜子さん 小野寺翔太朗さん=3月1日、東京・新宿  
 「I am フォトジャーナリスト」と銘打ったトークイベントが3月1日東京・新宿で開かれた。フリーで国内外に足を運び取材・撮影を続けている若い3人が、自分たちの活動や思いを伝えようという企画だ。3人は、時期は違うものの戦時下のウクライナを訪れ、その現状を発信。現地のウクライナの人たちをテーマに今年1月に本を出した小野寺翔太朗さん。そして東日本大震災の被災地からミャンマーまで、歴史と人の記憶を撮り続ける武馬怜子さん。それに中東ヨルダンでの海外協力隊での活動を経て、イエメンなど中東の国々を取材する森佑一さんが顔をそろえた。

 小野寺さんはジャーナリスト、武馬さんは報道写真家、森さんはドキュメンタリー写真家と、名乗り方も違う。自分をどのように規定して世の中に知ってもらうのか、そこからしてフリーとして活動していくことは大変なのだと3人は、ユーモアを交えながら語った。
 武馬さんはインドでのミャンマー避難民の取材から戻ったばかりで「戦争の実態は取材者がそこに行かなければわからない。また日本軍のインパール作戦の軌跡をライフワークとして追い続けていきたい」と話す。小野寺さんは「戦争で故郷を失った人たちの姿を伝えていかなければならない。声なき声を伝えていきたい」と訴えた。森さんは「戦争は最大の環境破壊。現地の伝統や文化・暮らしが戦争によって壊されていくという視点を持って伝えていきたい」と語った。

 最後に3人は「フリーランスという難しい立場について話を聞いてもらう場になった」「発信する場が少ない中でいい機会になった」と口々に語った 
       JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2026年3月25日号 
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