2026年06月08日

【5・3有明集会】憲法は権力の暴走を抑止=古川英一

 
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 憲法記念日の5月3日に東京・有明防災公園で、9条を守る市民団体などが企画した毎年恒例の憲法大集会が開かれた。青空のもと、のぼりや手作りのプラカードを持った市民が集まり、高市政権のもとで加速する改憲の動きに反対し、平和憲法を守ることをアピールした。 
参加者は主催者の発表で約5万人と去年の3万5千人を上回り、いまの状況に危機感を持つ人が多くなっていることをうかがわせた。

トークイベントでは
 会場の一角では、今の政治の現状をテーマに、作家や弁護士など4人が発言するトークイベントも開かれた=写真=。
このなかでノンフィクション作家の吉岡忍さんが「いまは国家が肥大化し、地方自治でも国の権限を強くし、原発再稼働などエネルギー政策でも中央集権化が進んでいる。国が社会を圧迫している状態だ。
その中で私たちは国家をどう相対化していくのかを考えていくことが必要だ」と語った。
 弁護士の海渡双葉さんは「高市政権がスパイ防止法を成立させようとするのは時間の問題だ。スパイ防止法は、政府に反対する市民を取り締まるものになる。政府は戦争の準備と社会の監視化を一緒に進めている。これに対し市民は連帯すると同時に、草の根で政治を変えていくしかない」と訴えた。

 また関東学院大学名誉教授の足立昌勝さんは、国家情報局を設立する法案が衆議院で通過したことを踏まえて、その危険性を指摘したうえで「高市首相は国際情勢の変化を理由に軍拡を進めようとしているが、なぜ憲法九条を国際情勢のなかに反映させないのか。それができないような政治家を首相にしてはいけない」と述べた。  
 さらに沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの木村辰彦さんは「辺野古の問題で、沖縄は地方自治がない
がしろにされている。沖縄では憲法の基本的人権さえが奪われている。そして沖縄で今起きていることは全国で起きることを先取りしているのではないか」と語った。
 それぞれの発言からは、今の日本の中で憲法が活かされず、逆に脅かされている現状が浮かび上がり、参加した人たちは、発言にくいいるように聞き入っていた。憲法は高市首相が主張するように「国の理想を示す」ものではない。逆に「権力の暴走を抑える」ものなのだ。   
posted by JCJ at 12:14 | TrackBack(0) | 関東・甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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